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中国占術と占星術の紹介

中国占術 卜占編

 

 

1.六壬神課(りくじんしんか)
2.奇門遁甲(きもんとんこう)
3.太乙神数(たいいつしんすう)
4.九星気学(きゅうせいきがく)

 

 

「卜占」・・・事件や事柄を占う占術。

 

1.「六壬神課」・・・・事件を的確に予測する雑占の王者
六壬は雑占の王者と言われる。ある特定の時間を機に式盤を作成し判断する。日本への伝来は古く、平安時代では貴族の間で 盛んに用いられた。この六壬は陰陽道の専用の術として伝承され、安倍晴明による「占時略決」等の六壬書が現代にも残っている。 しかし、江戸期以降の陰陽道の衰退とともに日本の六壬の伝承は失伝した。
近年にいたって、京都の阿部泰山が六壬の解説書を手がけるなどにおよび、今日ふたたび脚光を浴びている。

 

 

2.「奇門遁甲」・・・・諸葛孔明が用いた必勝の術
三国志で有名な諸葛孔明がこの奇門遁甲の術を大成したと伝えられ、孔明はこの奇門遁甲を用いることによって戦において連戦連勝したと伝えられる、本来は兵法として用いられた占術。
諸葛孔明 著といわれる遁甲書が現代にまで残っているが、実際には明代以降に書かれたもので孔明の書と伝えられるものを収集したものである。
かっての封建時代までは、奇門遁甲は国を脅かす学問と恐れられ一般人が学ぶことを禁じられた、ご禁制の学問であった。
一般人でこの術を学ぶものがあれば死罪という大変な重罪であったという。国内でも江戸時代までは、奇門遁甲の本を所持するだけで打ち首という極刑であったと聞く。

 

平和な時代となった今日、この奇門遁甲は兵術としてではなく人生を戦い抜く術として活用されている。
ある特定の時間に特定の方角へ移動することによって、人の運命を改善し凶運を吉運と変える開運の王者と称される術である。私は特にこの奇門遁甲に力を入れています。

 

 

3.「太乙神数」・・・・国家・社会の運気を読む為政者の占術
六壬神課・奇門遁甲と同じく、諸葛孔明が大成したといわれる。この占術は個人の命運を予測する術とは異なり、天下国家の将来を予見する占術で「測局占」と呼ばれる。この太乙に先の六壬・遁甲を加えた3つの術を合わせて三式と呼ばれ、時の賢者の必須占術であった。
尚、測局占としては、ここでは紹介していないが他に「皇玉経世」がある

 

 

4.「九星気学」・・・・最もポピュラーな開運占術
一白・二黒・三碧・四録・五黄・六白・七赤・八白・九紫の九つの星を使用する占術。
気学は、明治時代の末期から大正時代に園田真次郎氏によって、それまでの九星術に独自の創意工夫を加えられ創始された。したがって、気学そのものは一般で思われていることとは異なり、比較的に新しい占術である。
しかし、今日にいたっては「気学」の名称があまりにも有名となってしまい。園田氏の系統以外でも気学を名乗る場合が多くなっており混乱がある、ここでは以上の理由から総称として九星気学という名称を使用している
九星気学は、方位・家相・傾斜法・同会法等、種々の占法がありますが、私は特に雑占に用いています。

 

 

 

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